忘れ物対策
最近忘れ物をすることが多いです.
年齢の所為だと言ってしまえばそれまでですが,
仮にそうだとするのならばますます何らかの対策をして
忘れ物を減らす努力が必要だろうと考えています.
そもそも忘れ物をなぜしてしまうのかということを考えると,
普段の習慣と異なることであるからなのではないでしょうか.
習慣にして考えないで出来るようにしてしまうと
脳が活性化されないので良くないという意見もあります.
それを防ぐために色々習慣を変えるという方法もあるようですが
習慣を変えた結果忘れ物をしてしまうのであれば問題でしょう.
また対策として習慣にするのであれば
気をつけたいのが物の分散です.
どこに何があるのかが決まっていれば
その場所を確認するだけで良いですが,
物のある場所が飛び地であると全てを確認出来ず
忘れ物をしてしまうこともあるのではないかと思います.
これを防ぐには物の場所を極力まとめて,
全てを一度に確認出来ると良いのではないでしょうか.
今日は忘れ物の対策として一箇所にまとめて
いつもそこを見るという習慣付けを提案しました.
しかし現実にはどれだけ対策をしても
突発的な忘れ物はしてしまうものです.
忘れ物は出来るだけしないような努力をしつつ,
したときには新たな対策を考えるチャンスだと思い
喜べるような心の余裕があると良いのではないかと考えています.
中断前には区切りの良いところまでやらない
物事をこなすときに,すぐ終わるものは問題ありませんが
量の多いものであれば途中で中断を挟むことになります.
この中断というのが曲者です.
中断をすると一旦気持ちが離れるので,
再開するときには気持ちを戻す必要があります.
この気持ちを戻すまでの時間は出来るだけ短い方がよいでしょう.
もし中断する前に区切りの良い状態まで進めたとすると,
一定の達成感を得られます.
そして気持ちの上では終わったという認識になるでしょう.
一度終わったものを再開するためには,
また気持ちを入れなおさなければなりません.
中断前が区切りの悪い状態であれば,
再開後にやるべきことが何かはハッキリしています.
中断するときにすっきりとはしないでしょうが,
次にやることを意識出来ているので
再開するときにすぐに気持ちを入れることが出来ます.
しかし中断前を区切りを悪くするために
意図的に進度を下げる必要はありません.
区切りの良いところまで進めた上で
次の仕事に少しだけでも手をつければよいのです.
そうすることで区切りの良いところまで進めた達成感もありますし,
次にやることも始めているので
再開するときに気持ちを入れなおす必要もなくなります.
気持ちを切らさないためには
前掛かりに物事に取組むのが重要ですね.
正しい者が勝つ物語
人間は自分にとって正しいことが報われると
満足感を抱くのではないかと思います.
そういった意味では正しい者が勝つ物語というのは,
優れた娯楽なのではないでしょうか.
子供の頃であれば純粋な悪に立ち向かう
正義のスーパーヒーローやヒロインの物語は
胸躍るものでしょう.
しかし年齢を重ねると悪の側の考えを理解出来るようになり,
正義と悪という二元論に共感し辛くなります.
そういった頃になると正義の反対の悪ではなく,
不正行為や不当な仕打ちなどを悪と見なし
それに立ち向かう物語に満足するようになります.
サラリーマンの立身出世のお話や,
時代劇などがこれにあたるのではないでしょうか.
とはいえ人間の価値観は多様ですから
悪い方に共感してしまったりすることもありますし,
自分が正しいと思う方向が
ニッチなところにいくこともあるのではないでしょうか.
それでも物語の中であれば
極端な方向性の正しさを貫いてくれるものもあるかもしれません.
小説であれドラマであれマンガであれアニメであれ
ゲームであれ芝居であれ物語を作るというのは凄いことだと思います.
様々な物語に簡単に触れることが出来る今という時代は
とても幸せなのだろうなと思う今日この頃です.