中断前には区切りの良いところまでやらない
物事をこなすときに,すぐ終わるものは問題ありませんが
量の多いものであれば途中で中断を挟むことになります.
この中断というのが曲者です.
中断をすると一旦気持ちが離れるので,
再開するときには気持ちを戻す必要があります.
この気持ちを戻すまでの時間は出来るだけ短い方がよいでしょう.
もし中断する前に区切りの良い状態まで進めたとすると,
一定の達成感を得られます.
そして気持ちの上では終わったという認識になるでしょう.
一度終わったものを再開するためには,
また気持ちを入れなおさなければなりません.
中断前が区切りの悪い状態であれば,
再開後にやるべきことが何かはハッキリしています.
中断するときにすっきりとはしないでしょうが,
次にやることを意識出来ているので
再開するときにすぐに気持ちを入れることが出来ます.
しかし中断前を区切りを悪くするために
意図的に進度を下げる必要はありません.
区切りの良いところまで進めた上で
次の仕事に少しだけでも手をつければよいのです.
そうすることで区切りの良いところまで進めた達成感もありますし,
次にやることも始めているので
再開するときに気持ちを入れなおす必要もなくなります.
気持ちを切らさないためには
前掛かりに物事に取組むのが重要ですね.