評価ポイントの違い
人間自分が頑張った点は評価されたいものだと思います.
試行錯誤した部分,特に時間をかけた部分など,
やったことの中で思い入れが強くなるのは,
そういった手間のかかった点でしょう.
しかし現実には中々そういった点を評価されることはありません.
仕事の片手間に作った
効率向上のマクロやバッチファイルなどの方が
手間取った仕事よりも評価され,
釈然としない思いを抱くこともあるかもしれません.
そうはいっても評価する側の目線で考えれば,
これは当たり前のことでしょう.
評価する人にとっては結果が全てです.
どんなに手間をかけようが,片手間の仕事であろうが,
出来上がったものの質こそが判断材料になります.
そして評価する人にとって益のあるものであれば,
例え片手間で作られたようなものでも,
印象は良くなるでしょう.
我々には過程を評価して欲しいという気持ちが少なからずありますが,
残念ながら過程は相手からは見えませんし,
同じ仕事をして貰うのでもさっとやる人と物凄く頑張る人だったら
次はさっとやる人にお願いしたいとなるでしょう.
自分のやる仕事について評価するのは他者ですから,
他者がどのような点を重視するのか,
他者がどのように感じるのかを考えて仕事に望み,
もし自分にとって重要じゃないところが評価して貰えたのならば,
その点を踏まえてどんなことをすればよいのかを
考えてみるのもありかもしれませんね.