Do Best Until Tomorrow

明日のために今日を頑張る記録

他者への不満を抑える考え方

不満とは満足出来ないことですが,

我々は日々の生活の中で様々なことに

不満を抱いているのだと思います.

 

不満は大きく2つに分類することが出来ます.

1つは自分に対する不満で,

もう1つは他者に対する不満です.

 

自分に対する不満というのは,

自分自身に満足出来ないということですから,

満足出来ない存在である自分を否定的に捉えず,

満足できる自分を目指していくことが,

不満解消への道のりだと言えるでしょう.

 

これに対し他者に対する不満というのは少々厄介です.

他者に対しての不満とは,

他者の在り方が自分の満足するものではないということです.

言い換えると,他者が自分の思い通りの存在であることを望んでいるのに,

そう在ってくれていないということになります.

 

これは他者にどこまで自分の理想を求めるか,

という観点に行き着くと考えています.

そして,世の中に究極的に理想通りの他者など存在しないでしょう.

よしんば存在したとしても,

人間というものは勝手な生き物ですから,

自分の思う通りで意外性が無いなどと言った不満を抱きかねません.

 

そもそも他者というのは,

自分の思い通りの存在ではありませんので,

相手に多くを求めれば求めるほど不満を抱くことになるでしょう.

 

その不満を抑えるにはやはり,

相手に何も望まず,ただ存在してくれれば良い,

と考えて接することだと思います.

 

 

お互いをあるがまま受け入れているというのは,

中々実践し難いですが,

いつかはその境地に至りたいものです.