Do Best Until Tomorrow

明日のために今日を頑張る記録

当たり前への感謝

世界は誰かの仕事で出来ている,ということを,

缶コーヒーのCMで言っていたかと思いますが,

我々が生きているのは,

少なからず誰かのお陰でしょう.

 

そして身の回りの人であれ,見ず知らずの人であれ,

その誰かのお陰だということへの感謝は,

中々表には出せないものですし,

ともすればやって貰って当然なのだという気持ちに,

支配されることもあるでしょう.

 

やって貰って当然という心理は,

生き物自体そもそも幼少期は,

親にやって貰って生きるものですから,

自然なものであるとも考えられます.

 

しかしやる側の立場で考えるとどうでしょうか.

 

最近目にした内容ですが,

人間は初めは見返りはいらない,

100%好意でやっていることでも,

相手が当然のように何の感謝をしないで受け取るようになると,

不愉快なものだそうです.

 

これは相手のためにやってあげるという心理に対して,

相手からの見返りがないことへの不満なのかもしれません.

 

このやる側の抱く不快感というものは,

常日頃から感謝の言葉を相手に返していれば,

生じないものです.

 

またやる側の立場で考えると,

相手ありきで考えるから,

相手からの気持ちを必要だと思うのでしょうから,

自分のためにやっていると考えた方が良いのかもしれません.

 

当たり前のようにやって貰っていることについては,

いつも感謝の気持ちを相手に伝え,

当たり前のようにやっていることについては,

いつも自分のためだと言い聞かせていきたいものです.