他人のためは自分のため
最近,家人と揉めてしまいました.
原因は些細なことで,相手のためにしていることの過程で,
上手くいかなかった部分があり,
そこで怒られたのが納得出来ないというところでした.
しかしそもそも相手のためにしているということ自体が,
傲慢な考え方なのかもしれません.
自分としては相手のためにやっているつもりのことですが,
それは同時に相手のためのことをしているという満足感を
自分がやっているということでもあるのでしょう.
揉めた後頭を冷やす中で,
最近読んだ下記の記事のことを思い出しました.
記事の中で言われているのは,
「○○してくれない」は自分のことしか考えていない何よりの証拠,
ということですが,これについては逆も真なのではないかと思います.
つまり,「○○してあげる」も
自分のことしか考えていない考え方なのではないでしょうか.
こういった意識を無くし,
「○○してもらっている」,「○○させてもらっている」と
意識を変えて生きたいものです.
先日TVで,結婚生活とは相手の時間を貰っているのだ,
というような話をしていました.
結婚生活に限らず,他人との付き合いというのは
相手の時間を貰うことになる訳ですから,
時間を割いて貰っていることへの感謝を
忘れないようにしたいですね.