新しい役割をこなすために
人間自分の経歴には少なからず拘りがあるでしょう.
学生時代に何をしてきたか,社会人として何をしてきたかということは,
人によっては人生の大部分を占めるかもしれません.
また,転職をするようなことがあれば,
これまでの経歴を生かしての即戦力としての働きが求められるでしょう.
一方でこれまでの経歴と接点の無いような役割に対しては,
多少の壁を作ってしまうのも事実です.
自主的に新しいことを学ぶのであれば
やる気も出せるでしょうが,
外側から経歴と接点の無い新しい役割を与えられた時には,
自分の経歴を認められていないというような
気持ちを持つかもしれません.
こういうときには気持ちを変えて,
新しいことを学べる機会を喜ぶ方が良いということを
常日頃から発信しています.
しかし現実には期限などの問題がありますから,
前向きにやろうとしても中々難しいでしょう.
新しいことをやるときには,
前提知識が無いことが問題になります.
前提知識を得る流れを自分の中で手順化出来れば,
スムーズに新しい役割に入れるのでは無いでしょうか.
歳を取るごとに出てしまう新しいことへの拒否感の対策をし,
生涯新しいことに取り組んでいければと思います.