Do Best Until Tomorrow

明日のために今日を頑張る記録

勘所を掴む

新しいことを始めるときは,どのように取り組むべきでしょうか.
手順などをしっかり読み込み一歩一歩確実に進んで行くべきでしょうか.
それともとにかく触れてみて何となく理解すべきでしょうか.

前者の良いところは,正しい方法を知り少しずつ進んで行ける点でしょう.
しっかりと土台を作ることで,発展的な対応が取りやすくなります.
例えどんなに早く内容を理解出来たとしても,
間違ったまま覚えている部分があると手戻りが増えますし,
それが癖になってしまうと中々直すことが出来ません.
前者で進めることの難点は全体像が見えないことです.
目標や経路が見えないまま進めるというのは意外と難しく,
またやる気も維持出来ないという問題もあります.

後者の良いところは,短期間で大体の方法を理解できることです.
何となくの使い方を理解し当面の目標までたどり着くことで,
どうやれば目標にたどり着けるかということが身につきます.
但し正しい手順を理解しないままやることで不備が残ることもありますし,
うろ覚えで進めてしまった部分は都度調べる手間も生まれます.

結局のところ手順を理解することも短期間で大まかな内容をなぞることも,
新しいことの理解をするためには必要です.
重要なのは自分に取って適切なバランスを認識し,実践していくことだと思います.