反省と後悔
人間生きていれば色んな失敗をします.
ああすれば良かった,こうすれば良かったと,
実際に自分が取った行動を否定し,
より良いと考えられる行動を取った可能性を,
想像することもあるかもしれません.
しかしどんなに想像したところで,
過去に取らなかった行動を取った未来は存在しません.
存在し得る未来の想像であれば,
想像通りに進んだときにより良い行動を取れるので,
意味があるかも知れませんが.
存在し得ない未来の想像は,
決して現実の未来とは繋がらないのです.
我々に出来るのは,
過去に取らなかった事実を踏まえ,
未来で同じようなことが起こったときに,
より良い行動を選択することだけだと思います.
反省とは普通の捉え方や自分の普段の行動・あり方を振り返って,
それでよいか考えること,
後悔とはしてしまった事について,後から悔やむことだそうです.
後悔先に立たずと言うように,
事が終わって後に悔やんでも取り返しはつきません.
言葉の定義を考えると,
後悔するだけでは何も得ることが出来ませんが,
反省し次に繋がる答えを見出すことで,
より良い未来へと進むことが出来るでしょう.
過去に起こったことに対して,
反省はしても後悔はしないようにしたいものですね.